子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本
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感想:
「子どもは、親が言うとおりのことはしない。親がするとおりにする」
これは常々思っているけど、この本の出だしに出てきてふむふむと見ていた。
自分が子に対して感情を昂らせる時、それは自分が親にもされたことではないか?と言う話は興味深かった。そうなのかな?
モンテッソーリ教育に通じる本なのかな〜とも思った。
うまくいく議論はえてして主語が「あなた」ではなく「わたし」になっている、てのが面白かった。
あなたはいつもわたしを無視する
無視されるとわたしは傷つく
だと前者は他人のことを決めつけており衝突の種になる。ほぉ〜。
愛は週末まで待てない。良い言葉。
いやー子育てむずい。ていうか相手が子どもかどうかではなく、コミュニケーションむずい。
くだらないこととくだらなくないことの違いは親にとっては明らか。しかし子供にとってそうとは限らない。
食べ物が美味しくないことへの警戒と他者から不適切な触れられ方をした時の警戒は、子どもにとって歴然とした違いはないかもしれない。どんな違和感も聞く耳を持つ。
本で例えを読むとなるほどーと思うけど、それを自分に置き換えて実践できるかと言われると難しい。でもトライせねば、と思った。
妊娠と出産の章はざーーっと進める。
子どもが僕に注意を引きたがる時に仕事や家事を口実にして子供を追い払っているなら、対話恐怖症が出ている。
今すぐ用事をやめて、子どもがやりたがることを一緒にやれ。
子どもは双方向のやり取りを必要とする。無視しない。無視をされた子は無気力になる。
1人寝は急ぐ必要はない。
人は寝ている間、睡眠と半覚醒を繰り返している。半角生の時に親の存在を感じたり触れたりすることができれば親の愛を実感できる。
自分の失望に鈍感になると他人の苦しみにも鈍感になる
埋め合わせができれば、間違いは問題ではない。
勝ち負けのゲームをやめる。
子供を従わせるか、子供に根負けして要望を飲むのか、という二項対立ではない。親子関係を築いているだけ。
子を支配しようとすれば、子は誰かを支配しようとするようになる。
親の仕事は手本となる行動を自らすること、そして子がそれに倣うことを願うだけ。
自分が手本になるべきってのはホントそうだな〜
ストレス耐性
柔軟性
問題解決能力
相手の視点に立って考える力
何かをさせたりやめさせたりするときには予告をするとよい。できれば5分前、3分前、1分前というように。
↑
これは結構心がけている👌
子どもが不満に思っているであろうことを親が言葉にすることで、子どもも気持ちの伝え方がわかるようになる。
言葉にすると感情そのものも変わることがある。
省略の嘘とは、積極的に嘘を言うわけではないが不都合な真実を伝えないこと。嘘はついていないつもりでも、子供にその違和感は伝わり、それが納得のいかないものとして心に溜まる可能性がある。
悪い知らせを伝えないでおくと、子どもは雰囲気で察して現実よりも悪い想像をしてしまうかもしれない。
子どもは、嘘をつく。なぜなら、嘘をつく大人を見ているから。嘘を重罪のように扱ってはいけない。その背景にある感情を理解するよう努めるべき。
嘘は発達の1段階。僕の真似をしている。自分の空間を切り開こうとしている。
嘘を罰しても嘘が上手くなるだけ。
「子どもは嘘をつく。親の仕事はそんなことでいちいち大騒ぎしないこと。」
相手のことを決めつけてはいけない。自分の感情を伝えるべき。